HPW おつかれさまでした

ハロプロニュースのチャーミー石川と、ハロプロワイドの小川&紺野で一番の大きな違いは何かと言ったら中澤さんとの距離だと僕は思う。小川紺野中澤トリオは広い舞台を均等に分け与えることによって各自が自分のエリアを所有していた。それに比べて、二人仲良く並んで座ってた石川中澤コンビは常にお互いがお互いのフィールドを浸食していて、浸食することによりコーナーが成り立っていた。つまりハロプロニュースは梨華っちと中澤姐さんの掛け合いのコーナーだったのだ。二人はいつも同じカメラのフレームに収まっていた気がする。


これに対して、ハロプロワイドの方が3人の依存性はそれほど大きくない。例えば小川のオープニングの挨拶なんて完全にキャラが確立し、独り立ちしている。紺野のおじゃマルシェも周りをかえりみずに突っ走るキャラなのでそれこそ周りは誰でもよい(インタビューのコーナーで誰に対しても紺野のペースで進められるのが面白かった)


でも、そうやって厳密に分けられるも最初のころだけだ。最近はというと小川どんどんと中澤さんの方にすり寄っていき、どんどんと真ん中に寄っていくのが見られたと思う。これは小川のフィールドが、当初は3分の1しかなかったものが段々と増えていって、最終的にはスタジオ全体を支配していたと思う。んで、楽しみだったのはやっぱり中澤さんとの絡みで、これはハロプロワイド以外のコーナーでの小川の力も大きいんだと思うんだけれども、ある時から中澤さんが小川の土俵に乗ってくるようになって、小川は自分の土俵で相撲を取ることができるようになったと思う。ただ、中澤さんを自分の土俵に乗せるってことは、石川だったら開始の時点でできていたことであって、それを考えれば小川はスタート地点までが長過ぎた。というよりも、こんなに早いタイミングで終了するとは思わなかった。これから絶対面白くなるところだったのに。小川が小川の世界観をあそこ表現するっことは充二分にやったと思うし、自分をそんなに確立できるってハロプロでも随一の能力だと証明できたと思うんだけど、小川と中澤さんの絡みで何かを生み出せたんじゃないかってことに関しては、ポテンシャルのままっつーか、潜在能力を可能性だけ示して終わっちゃったって感じ。


で、リニューアルしたら紺野が中澤さんの隣にちょこんと座っているじゃないですか。紺野がサイドから中央に来たってのはかなりデカいと思うのです。