ミニモニ。はミニのモニであって、ミニモニ。にはモーニング娘。というグループがデフォルメされて反映していたと昔から思っていた。ミニモニ。のかわいらしさというものは、モーニング娘。の持つかわいらしさという要素をよりシンプルに、より子供っぽく強調して、反映させたものだと思っていた。


ところがミニモニ。は現状のモーニング娘。も反映してしまった。大人路線への移行などという過ちをミニモニ。までもが行ってしまった.でも正直、クレイジー何とかって曲のときはその酷さがまだ曖昧だった。僕が泣きたくなったのはラッキーチャチャチャときだ。あんなかわいらしい曲を、あんな衣装で歌わせるのか。ラッキーチャチャチャという曲はドラマの主題歌だったので、あの曲に僕は辻ちゃんのセーラー服姿や辻ちゃんの白いギターを持った姿やついでに加護ちゃんのメイド吹く姿を連想させていた。しかし実際歌わせてみるとなんだあのダンサブルな衣装は。それがかっこいいのか。歌は最高だし、踊りも萌え萌えなのに、あの衣装で踊られるとどうしても萎えてしまう。あの衣装が全てをブチ壊してる気がする。


僕は直接見なかったのだが、さいアリでのミニモニ。ラストの場面に矢口が出た。じゃんけんぴょんの格好で。それをテレビか何かで見たのだが、矢口がとてもかわいく見えた。もちろんそれで正解。そして今週のハロモニ。ではあの T シャツで登場。あれこそがミニモニ。きっとあそこでラッキーチャチャチャの衣装で出すこともできたはずだ。タンポポラストのときは王子様の衣装だったし、プッチラストのときはぴったりしたいの衣装だったと思う。しかし、ミニモニのラストではラッキーチャチャチャの衣装ではなかった。ハロモニのスタッフは「それは違う!」ということをちゃんとわかっていた。


ラッキーチャチャチャがまずかったのはその衣装だけだと思う。それ以外は文句なく素晴らしかった。たった一個、衣装がダメだったといいうだけで全てをブチ壊していたと思う。このボタンの掛け違いは娘。本体にも言えることではないのか、素材というかメンバーそれぞれはあれほど素晴らしいというのに、一体どうやったらここまで酷い現状に陥ってしまうのだろうか。ほんとちょっとのことだけどそれがデカい。